夫婦において貯蓄をするときといえば、かつては銀行などの預貯金を利用する人が多かったとされます。
現在でも現金資産においては預貯金の割合が多いとされていますが、今の金融機関の事情を反映してか少しずつ様子が変わっています。
株式投資や投資信託などで資産運用している人も増えているようです。
夫婦の資産は基本的にはそれぞれの資産になりますが、離婚をするに当たって財産分与をするときは結婚後に得た資産は夫婦共有の資産との認識があります。
相手名義の資産であっても請求する権利があるので、専業主婦がサラリーマンである夫から資産を分与してもらうことが可能です。
では夫が給料資産などを株式投資などを通じて大きく増やしているときはどうかです。
結婚後に夫婦共同の資産と認められるのは生活に必要な資産になり、株式投資はその人個人の特別な能力により得た資産とされます。
法律事務所に相談をしても投資で増やした部分に関してその半分受けるのは難しいかもしれません。